“踏んだり蹴ったり”の議論は聞き飽きた

 ヒマなときはずっとヒマなくせに忙しいときは嫌になるくらい忙しくなるという、マーリングリッドの法則*1が恐ろしく当てはまる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
 季節の変わり目にぶち当たり、疲れも溜まっていたためか、思いっきり風邪を引いてしまいました。頭がぼーっとして鼻水が止まらない。そして、鼻をかむからさらに頭がぼんやりという悪循環を繰り返しつつ、やっと八割方回復した次第であります。ずるずる>まだ鼻は出る。
 寝込んでる間はドラマ化するからというわけではないけれど『めぞん一刻』を久しぶりに読んでみたり、アニメ化するからというわけではないけれど『史上最強の弟子ケンイチ』を初めから読んだりという静養と銘打った自堕落な生活をしてたわけですが、そんな半死半生の中でものすごいおもしろい夢を見たのですよ。といっても、夢は夢で細部まで克明に覚えているわけでもなく、夢の中では映画でも見るみたいに、これスゲーおもしろいなぁと思っていたのです(夢っていう自覚はなかったけど)。
 普段は眠りが深くて夢なんぞ全く見ない体質なのですが、あんまり疲れていないときとか、昼寝してしまったせいで眠りが浅いときとかには見ているようです。でもね、なんかあんまり普通じゃない夢が多いのは気のせいかな? デパートの中をローラーブレードで全力疾走する夢とか、黒服を着てシークレットサービスになってる夢とか、いつも乗る電車で反対側の路線に乗ったら訳の分からない場所に行くとか。
 印象深いものとしては子供の頃からずっと見る夢で、南の島みたいなところにB級SF映画の未来の世界みたいな錆びたパイプが至るところにあって、その真ん中にボタンがある。私はその前に立っていて“このボタンを押したら誰かが死ぬ”っていうことを知っていて、見えない誰かに押せ押せと強要されてるのだ。だけど、どうしていいかわからない私はずっと泣いているだけっていう夢。
 フロイト先生ならリビドーで説明してくれるんでしょうけれど、別に夢占いとかも全く信じていないので割愛。
 夢の中で自覚したら自由に動けるという明晰夢っていうのが一時期流行ったような気がしますが、寝ているときぐらい何にも考えずにゆっくりさせてくださいってば。

*1:ちなみにそんな法則はない。