京極堂は京極さん自らやればいいのに
1日1冊キャンペーン、昨日とセットで上下巻。つーか、長い長い。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/03/27
- メディア: 新書
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評価【☆☆☆☆】
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09/17
- メディア: 新書
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映画にもなって有名になったはいいけど、普段から本を読まない人が原作の厚さを見て驚愕っていうか、本好きでもあの厚さで分冊にしないのは絶対におかしいと思う、でおなじみの京極堂シリーズ第6弾であります。
なぜかこれだけ読んでなかったの。『陰摩羅鬼の瑕』は読んでたのになぁ。不思議。
一言で感想を言うと、それやったら何でもアリじゃないの?>あえてやったという気もするけど。
ちなみに私はこれの前作『絡新婦の理』の方が断然好きだったなぁ。それまでの妖怪色の強かったのも好きだったのだけれど『絡新婦〜』は別格。いままでの良いところだけを残しつつ、ミステリの良さを加え、物語としてのおもしろさを絶妙な構成で仕上げた一品。間違いなく、京極夏彦を語る上ではずせない作品だと思う。
なんだか『絡新婦〜』の感想みたいになってしまったけど、別にこれが悪かったていうことではない。おもしろかったけど前の方がっていう意味>あんまり変わらないのでは?
一昨日読んだ『ブルー・ブラッド』も同じような感想だったけど、あんまり期待しすぎてはいけないということなのかな? でも、その期待を超えてほしいという読者の願望もあるのです。
そんな気持ちも込めて評価は星10個中4個。