鏡地獄

 なんとなく“合わせ鏡”って不思議だなぁと思ったのです。
 なにが不思議かというと、鏡の間に入った像が延々と続くわけですが、鏡に反射している光は相殺してしまわないのかということですね。水面なら異なる2点で発生した波が干渉し合うと、同じなら打ち消される、あるいは強かった波の方が残るという状況になるはずですよね。ならば、波の性質を持つ光も同じことが起こるのではないでしょうか?
 しかしながら、実際には永遠に続くような像が見られるわけで、そこには光の波の干渉はないように見えます(あってもごく小さな無視できる程度)。これは光のもう一つの性質、粒子としても観測されるということとも関係しているのでしょうか。うーん、高校物理を聞きかじった程度の知識ではこれ以上は無理だぁ。
 他の疑問としては、合わせ鏡は永遠に続いているんでしょうか? または途中で止まっているとするならば、それはどうしてなのでしょう?(それが干渉して減衰していたという証拠になるのでは)
 これを小中学生ぐらいを対象としてるとは思えないほどちゃんとした専門的な解答をしてもらえることでおなじみの『子供の科学』の質問コーナーに送ったら、ちゃんと答えてもらえるでしょうか。
 うん、こんなことをバイト中考えてる私もどうかと思うけどね。