天使が二の足を踏む場所に、愚者は容易に踏み入れる

 死のバイトロードのため、絶賛活動縮小中。思いついたメモ程度の散文をば。


 『からくりサーカス』最終巻を読む。鳴海&勝VS自動人形軍団で鳥肌が立つ。ハーレクインVSしろがねのくだりから、アルレッキーノの最後のセリフで涙ぐむ。総括・良かった。それだけでいいのだ。
 またいつかヒマなときに、最初から読み返そうかな。……あぁ、43巻もあるのか。

からくりサーカス (43) (少年サンデーコミックス)

からくりサーカス (43) (少年サンデーコミックス)


 ゲームボーイアドバンスで『パネルでポン』が出ているのを知る。小学校くらいだったか、猿のようにやっていた超絶パズルゲームだったけど、あんまり人気が出なかった。たぶんキャラクタが少女少女し過ぎていたのが原因かな。

ドクターマリオ&パネルでポン

ドクターマリオ&パネルでポン

 ……『ドクターマリオ』もセットなの? それで2千円?
 任天堂はやっぱり神仕様のようです。単体で3千円ずつでも十分売れるって。ビバ花札屋。


 リリー・フランキーは、ミステリで主人公とかに嫌味なことをいいながら2番目に殺されてあんまり意味のないキャラっぽい>良い意味で>良い意味だって言えば許されると思ってる?


 祭を遠くで見ながら「つまんねーのに、よくやるよな」って言うのは意味が分からない。かまってほしいの?
 参加するか、全く無視するかの二択だったらわかるんだけどな。
 ちなみにW杯でのスタンスは後者でしたとさ。


 どこかで見たようなモノをさらに劣化コピーして、これでカルピスって言ったら間違いなく殴られる薄さの小説が売れてるのって寂しい。顕著なジャンルは恋愛とホラー。特に最近の恋愛モノは酷すぎる。ケータイ小説か十代作家かなんだか知らないが、それを出版した版元を疑いたくなる。
 姫野カオルコの『ツ、イ、ラ、ク』でも嶽本野ばらの『エミリー』でもいいから、ちゃんとしたの読みなさいってば。


 本を読む時間がないから、詩集ばっかり読んでる。日本の詩は旧仮名遣いぐらいの作家の方が好き。高村光太郎とか啄木とか宮沢賢治とか。現代作家は寺山修司くらいかな。
 外国のもいろいろと読む。一番好きなのはマイナーだけどエミリ・ディキンソン。岩波から出てる本が対訳なので好き。

対訳 ディキンソン詩集―アメリカ詩人選〈3〉 (岩波文庫)

対訳 ディキンソン詩集―アメリカ詩人選〈3〉 (岩波文庫)